美白化粧品の効果
ホワイトニング化粧品は高価な商品が多いですよね。
ホワイトニング効果が出ているのかわからないまま使っているという人は多いのではないでしょうか。
もし、何の効果も現れない場合は必ず原因があるはずです。
ホワイトニングや美白といわれる化粧品はメーカー別売れ行きベスト10の上位に入っています。
20代から60代までの女性に売れているそうです。
しかし厚生省が美白やホワイトニングという表示を認めているのは、薬用化粧品だけなのです。
その有効成分としてコウジ酸・ビタミンC・アルブチン・プラセンタエキス・エラグ酸などが認められています。
このようなメラニンの生成を制御する成分に新陳代謝を促す成分なども加えて製品化されています。
しかし花王が行った調査では、ホワイトニングエッセンスを使った経験がある人のうち、約半数が『効果が実感できない』『価格が高いので使用を中止した』という答えがあったそうです。
一般的には歳をとると皮膚の色素沈は増加します。
ファンデーション・頬紅・口紅・アイシャドーなどの化粧品によっても、紫褐色のシミができる場合もあります。
妊娠や薬の副作用などでも強いシミができることも多いと思います。
1994年にコウジ酸配合のクリーム・乳液・化粧水・エッセンスなどは十分な美白効果があり、安全性も高いという報告が発表されています。
しかしコウジ酸は各種微生物の培養液から抽出したもので、多くの細菌を抑制する殺菌力があります。
最近では、高機能美白コスメが増えてきています。
注目したいのは『ビタミンC誘導体の還元力』です。
紫外線を浴びると活性酸素が発生し、メラニン合成が始まります。
そもそも美白の敵はこの活性酸素と酸化反応によるものなのです。
ビタミンCはこれらの影響を消す働きがあり、還元作用が十分に発揮されれば参加して黒くなったメラニンも薄い色に戻ります。
また、美白成分のコウジ酸の化粧品への配合が当面禁止になるというニュースがあったのをご存知でしょうか。
動物実験をしてコウジ酸を餌に混ぜるとガンを誘発するという結果が出たというものです。
しかし、肌につけたときの安全性は研究されており、以前使用していた人のも危険性は無いとされています。
しかし成分の安全性がより求められるようになったのは確かです。
さらに、安全なビタミンC誘導体や植物成分が再評価されています。
投稿者 on 2007年10月17日 13:12
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